先日主人とマウンテンバイクを乗りに出かけてきました!
シャークバレーの国立公園に行ってきました!ここには何度か行っているのですが、何といっても広大な敷地を誇る公園で、美しい自然、野生動物を見ることができます。
今回はそこへマウンテンバイクを乗りにいきました。
公園へ向かう道中のことです。本当に本当に怖い思いをしました。アメリカに来て一番身の危険を感じた日でした。
時間は午後5時過ぎだったかな。ラッシュアワーということもあって、田舎寄りの道ですが、まぁまぁ混んでいました。
片側二車線の道路で、左側を走行していました。
いきなり、目の前にネイビー色のChevroletのトラックが横入りしてきました。これくらいはまぁよくあることなんですが。それだけでは終わらず、さらに嫌がらせをしてきました。急に速度を落としたりしてきて、何度もぶつかりそうになりました。
↑この写真のトラックだった!
危ないので、主人はそのトラックを追い越そうと、右の車線に移動し、スピードを上げました。すると今度は幅寄せしてきました。何とか追い越したと思うとまたトラックはスピードを上げて再び私たちの目の前に入ってきたので、今度は主人が左側の車線へ移動。
するとまたそのトラックも左側の車線に移動し、また急にスピードを落としたりしてきました。
ここでマジギレした主人。というかこのままだと本当に危ないと察した主人は、突如熱々のホットコーヒーが入ったタンブラーを片手に持ち、再度右側の車線へ移動し、トラックの横に並んだ瞬間にタンブラーの蓋を開け、トラックのドアめがけてタンブラーを思いっきり投げつける…!「ゴンッ」という鈍い音がしました笑。
この時の私は恐怖のあまりパニック状態。タンブラーを投げつけた主人を見て私はさらに大慌て。「何やってんの〜!!!こういうキチガイな人を怒らせたら何されるかわかんないじゃんやめて」と泣き叫びました。。案の定トラックのドライバーを怒らせちゃいました。まぁ元はといえば向こうが完全に悪いんですが。こちらとしては結果的に正当防衛に過ぎません。
そしてまだまだ終わりません。
怒ったトラック野郎は私たちを尾行してきます。これが本当に一番怖かった。私死ぬかもと思いました。超パニック。主人はとりあえず走行を続けます。何だか怪しげな森に入っていき、ここで止まると言い出す主人。
私:「こんなとこで止まったら誰も人いないし危ないからだめ!!!!」と叫びますが、
「大丈夫だから」という主人。
いや全然あかんやろと思いながら走行を続けると、「刑務所」の文字が。さすが主人!土地勘のある主人でほんとよかった。入っていったのは森に隠れた刑務所の敷地だったのです。さすがに「刑務所」の文字を見たトラック野郎も負けを認めたのでしょう。その場から去っていくのをバックミラーで確認しました。ただ刑務所の敷地内から出たところで待ち伏せしているかもしれないので、刑務所の入り口の管理人に助けを求めました。
刑務所としては何もできないけど警察を呼んでパトカーと一緒に刑務所を出ていくことはできるかもとのアドバイス。
最寄りの警察署に電話しましたが何と電話に出んわ。笑
どないなっとんねん。笑
ひとまず30分ほど刑務所の敷地内で待たせてもらい、ゆっくりを刑務所を出ていったところ、例のトラックの姿はもうありませんでした。
あぁよかった。。
その後公園に無事到着し、バイクライドを楽しんだのでした…。🚴♀️
こんなに身の危険を感じたのはこの日が初めてでした。
日本でも嫌がらせをしてくる車はいますよね。
アメリカの場合自家用のトラックもたくさん走っています。あの写真のトラックが幅寄せや急ブレーキをすると思ってください。こちらが載っているのはセダンです。ぶつかったりしたらひとたまりもないでしょう。
主人によると、このように嫌がらせをする車や、尾行してくる車に遭遇したのは初めてではないとのこと。
ですので、アメリカに来て運転する際は以下のことに十分注意してください。
①尾行してきている車がいないか確認してから家や滞在先のホテルなどに入るようにすること
②嫌がらせをする車がいたら、やり返さないこと。相手は銃を持っているかも。(主人はアメリカ人なのでやり返しましたが、土地勘のない日本人が反発して逆上させたら余計危ないです)
③尾行されていることに気づいたら、絶対に自宅や滞在先にホテルには向かわず、焦らず、警察署や刑務所などを探して躊躇せず警察署へ向かうこと。
④尾行されていることに気づいても、絶対に止まってドアを開けたりしないこと。警察署まで走行し続けてください。
本当に怖かった…( ; ; )
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