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在米日本人が伝授!アメリカに留学先を選ぶ理由6&留学先地域決め方ガイド

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こんにちは。

アメリカに移住してもうすぐ2年が経とうとしています。

大学時代のアメリカはアラスカ州での1年間の留学がきっかけで日本の大学卒業後、

日本での社会人経験を経てアメリカ移住へと至ったわけですが、

語学留学はもちろん専門分野も学ぶにも、留学先はとても大事だと、アメリカに移住してから改めて実感しています。

留学なので、一時的な生活ではありますが、皆さん気になる治安や物価はもちろん人柄、人種など、

アメリカに住むとなったらさまざまなことを考慮した上で留学先を選ぶ必要があります。

そこで今回は、留学経験があり、かつアメリカに在住していて,アメリカ国内でたくさん旅行もしてきた私の視点で、

留学先にアメリカを選ぶ理由や留学先の決め方の参考や、注意点などを説明していきたいと思いますので、是非参考にしてください。

最後に私の勉強方法や語学習得のコツもおまけに書いていますので、ぜひ最後まで読んでください♪

目次

アメリカに留学するメリット6つ

そもそもなぜアメリカへの留学をおすすめするのか。銃乱射事件や人種差別のニュースを日本でも見ることがあって、アメリカという国自体、留学には向いてないのではないかと思う人もいるのではないかと思います。

結論、自分に合う留学先ならアメリカ以外でもどこでもいいんです。

ですが、アメリカ留学経験があり、在住する私視点で考えて、留学先にアメリカという国を選ぶメリットはたくさんあります。

メリット:

  • 世界で幅広く使われているアメリカ英語を学べる
  • フレンドリーな人が多く、知り合いや友達を作るハードルが低い
  • 日米関係が友好
  • いざというとき、現地に日本大使館、領事館がたくさんある
  • 様々な人種、文化に触れることができる
  • 英語という言語以外の分野でも最先端を学べる

世界で幅広く使われているアメリカ英語を学べる

よく本物の英語とはイギリス英語だ!というイギリス出身の人がいます。

確かに、起源としてはイギリス英語が起源かもしれませんが、実際に世界で幅広く使われているのはアメリカ英語です。

日本で習う英語もアメリカ英語です。

もちろんイギリス英語を学びたいのであればイギリス留学がいいと思いますが、世界で幅広く通用したいと思うのであればアメリカ英語を話せた方がビジネスのシーンでも有利になってきます。

もちろん、アメリカの南部やニューヨークなどの訛りはあったりしますが、ひっくるめてアメリカ英語です。アメリカ英語とイギリス英語では単語の使い方やスペルが異なることが多々あります。

例1)

エレベーターという単語

アメリカ英語では“elevator”、イギリス英語では“lift”といいます。

例2)

「お気に入りの」という意味の単語

アメリカ英語だと“favorite”と書き、イギリス英語だと“favourite”と書きます。

このように、イギリス英語とアメリカ英語ではかなりの違いがあります。

世界で汎用されているアメリカ英語を学ぶというのは大きなメリットです。

フレンドリーな人が多く、知り合いや友達を作るハードルが低い

留学先で最初にぶち当たる壁は間違いなく言語の壁です。それを緩和してくれるのはやはり周りにいる人たちです。

話しかけられても言葉がわからず困っている時、機械の操作方法がわからない、使い方がわからないなど、海外ならではのわからないことがたくさん出てきます。

そうして困っているあなたを見て助けてくれる人が多いのがこの国アメリカ。

お国柄、困っている人を見たら声をかけてくれる人がとても多いです。ヒーローになりたがる人が多いお国柄。

私が留学して間もない頃、初めて寮のランドリールームで洗濯機を使おうとしていた時のことでした。

日本の洗濯機とは見た目も異なり、使い方がわからず、、。

勇気を出してすぐ近くにいた男の人に言葉足らずの英語で話しかけました。

多分”I’m not sure how to use… Can you help?”みたいな、たどたどしさ満載の英語で話しかけたと思います。(笑)

そしたら彼は手取り足取り教えてくれて、洗濯が終わった後の乾燥機の使い方まで教えてくれました。(涙)

たとえ英語が話せなくて何も言えなくても、おそらく相手はこの状況を見て、

この人洗濯機の使い方が分からないんだな、ということを理解してくれて、相手の方から手伝おうか?と言ってくれる可能性も高いです。

なので友達を作るハードルとても低いです♪

実際にこの件がきっかけで、彼私にとって留学先での最初の友達になりました!

学校内で一緒にごはん食べようと誘ってくれたり、友達を紹介してくれたり、一緒に遊んだり、私が落ち込んだときには親身になって話を聞いてくれたり気が済むまで一緒にいてくれたりと、素晴らしい友達となりました。

日米関係が友好

これは政治的なことではありますが、やはり留学先の国と、自分の国が政治的に友好な関係であるかどうかはとても重要です。

アメリカには様々な国の人が住んでいる分、人種差別という問題はなかなかなくなりませんが、

アメリカでは「日本」に対してはクールなイメージを持っている人が多いです。

一度は第二次世界大戦で戦争をした日本とアメリカですが、先人たちの努力のおかげで今や日米関係はとても友好です。

留学の際、より安全に過ごすためにも国家間の仲の良さはとても大事です。

いざというとき、現地に日本大使館、領事館がたくさんある

先ほど日米関係について述べたのと少し関連しますが、アメリカには各地に日本大使館があります。

少なくともメジャーな都市には必ずあります。

万が一パスポートを無くしたとき、何か緊急事態が起こった時など、やはり日本大使館が多いに越したことはありません。

様々な人種、文化に触れることができる

人種差別の問題はありますが、

逆手に取ればアメリカでは多種多様の人種や宗教、文化に触れる機会がとても多いのもグローバルな人間となるためにはとても良いことです。

様々なルーツを持った人たちが集まるアメリカ。

出身の国や第一言語は違えど、基本的に英語でコミュニケーションを取ります。

私はこういう場面で、やっぱり英語を話せるだけでものすごく世界が広がるし、

そして世界中の人が集まるアメリカだからこそ、このような機会が得られるのだと、感じます。

英語という言語以外の分野でも最先端を学べる

基本的には語学留学を目的としている方がこの記事を読んでくださっているのかと思いますが、

英語を通して何か知識を学ぶことにも最適なのがアメリカ。

アメリカは日本と同じ先進国ですが、いろいろな分野でアメリカは最先端だなぁと感じる場面もあります。

私が使っているパソコンも、スマホもAppleです。Apple, Facebook, Googleなどなど、アメリカには世界的企業が数多くあります。

医療やエンジニアなど様々な専門分野を学びにくる人が世界から集まります。

私も実際にアラスカに留学時、いろいろな国からの留学生がいて、

言語習得が目的ではなく、技術を習得するために留学している人がたくさんいました。

私の大学はエンジニア系学部がとても優秀な大学だったようで、特にエンジニアを学ぶために留学している生徒がたくさんいました!

留学先を決める重要なポイント5つ

アメリカで留学をするメリットを紹介しましたが、留学先を決めるにあたって、そして住むにあたって考慮したい重要なポイント5つ紹介します。

  • 治安
  • 人種
  • 物価
  • 交通網
  • 政治的見解

治安

日本に住む私たちにとってアメリカは日本に比べると安全だという印象はまずないですよね。その通りです。

アメリカは銃社会で毎日何かしらの銃による死亡者が発生しているのが現実です。

そして、貧富の差が日本よりも大きいということを、アメリカに住んでいて感じます。

また、次の人種についてで述べますが人種差別をする人からの嫌がらせや暴力が起きていることも事実です。

治安の良さと経済的な豊かさは比例しています。実際に目で見てそう感じるのでそうだと思います。

経済的に貧しい地域では犯罪率が高いという事実があるので、比較的経済的に豊かな地域を選ぶことをお勧めします。

人種

アメリカにはさまざまな人種の人が暮らしています。

ですがアメリカ国内一般でいうと、アジア人である日本人は少数派になります。ニュースで見る悲しいアジア人差別もあるし、自分が標的になる可能性はあります。

ですが、留学先の選び方次第ではその確率を格段と下げることもできます。

それは、できるだけ多様な人種が住んでいる地域を選ぶことです。基本的に現地の大学などに留学するのであれば大学内は基本的にはさまざまな人種の人たちがいることが多いですが、大学の外を出ると白人だらけの地域ということもよくあります。

要するに、アジア人であることが目立たないが大事です。

私はもちろん日本人であることに誇りを持ってアメリカで生きているし、日本人であることを隠そうと思ったことは一度もありません。ですが、教養のない、多様性を好まない人からすれば私たちは「アジア人」と見られるだけなので、アジア人として目立つと標的にされる確率が高まります。

ですが多様な人種が住む地域では自分もその一部として溶け込むことができるので、比較的安全です。

物価

現実的に、アメリカで留学するとなると考えないといけないのが物価です。

昨今ではインフレで物の値段が高騰しまくっていますが、地域差はあります。

基本的に土地の値段・家賃と物価は比例していることが多いです。

なので物価を調べるために、家賃などを調べて参考にすることをオススメします!

交通網

日本だと電車などの交通網がとても発達しているので車がなくても不便することなく生活できる場合が多いですが、アメリカは大国なので日本ほど公共交通機関は発達していません。一人一台は車を持っているイメージです。

日本での運転免許証がある人は留学前に国際免許を取っておくことでアメリカでも運転できますが、右側運転、左ハンドルなのでその点は要注意です。

バスや電車などの交通網がある程度整っているかどうかも確認するのは大事なポイントの一つです。

地域の政治的見解

ちょっと驚くかもしれませんが、アメリカは日本に比べて政治に対する意識が高いです。というか、考え方が二極に割れています。

多様性を受け入れる人が多いDemocrat(民主党派)と、保守的な考えを持つRepublican(共和党派)です。

また、民主党は青で民主党を支持する人が多い州をBlue State共和党は赤で、共和党を支持する人が多い州をRed Stateと比喩して話すことがとても多いので覚えておくことをお勧めします。

参照元:https://www.governing.com/assessments/what-painted-us-so-indelibly-red-and-blue

このマップでいくと、Blue States(民主党派)はカリフォルニア、ニューヨーク、ハワイなど、主要な都市であることがわかります。Blue StatesRed States(共和党派)に比べて経済的にも豊かで、多様な人種が住んでいることが多いです。

自分の個人的な政治的見解は置いといて、留学先を選ぶにあたって自分の選ぶ州や地域の政治色は私たち日本人にとって重要だと私は思います。

Republicans(保守派・共和党)は保守的な考え方持っているので、やはり保守派には人種差別者が多いことも事実です。

または、その人個人は人種差別者でなくても、人種差別を少なくとも黙認している人が多いです。

ですので保守的な地域に住むと、私たちのことを「アジア人」という理由だけで不当な扱いをしたり、白人とは同じ扱いをしてくれないことが起こる確率が高まります。

なので、自分の政治的見解は除外して考えたとして、留学に向いているのは多様性を受け入れるDemocrat派(民主党派・Liberal=Blue States)の地域だと思います。

◆留学中に経験した差別

私はアラスカ州のフェアバンクスという街に留学しました。アラスカ州自体は保守派の州ですが、フェアバンクスという街自体は大学があるので教養や十分な教育を受けている人も多く、民主主義派の街です。

留学して1週間くらいの時でした。日本人の友人と買い物をしていた時のことです。

この時はまだアメリカ人の友人もほとんどいなく、日本人の友人と日本語で会話しながらショッピングをしていました。すると突然どこからともなく「Speak English!!」と白人の老人男性に怒鳴られました。

私たちは二人で会話をしていただけなのにこんな理不尽なことを言われて、今よりもキレやすかった19歳の当時の私は日本語で思わず、「うるせークソジジイぶっ●すぞ!さっさと●ね」と怒鳴り返したのを覚えています(笑)

やばいですよね。完全に若気の至りでした(笑)

とはいえ、結果的には私はRed Stateではありますがアラスカ州を選んで本当に良かったと心から思っています。なぜなら主人に出会えて今のアメリカでの生活があるからです。

そしてフェアバンクスで一度だけ嫌な思いはしましたが、フェアバンクス自体は民主主義派の地域であったことがとても大きかったのは間違いありません。

在学中の留学はもちろん、社会人になってからの留学も実は効果的!

私個人は大学在学中に1年間の交換留学という形でアラスカ州に留学しました。結論として、本当に良い経験になったし、在学中に留学したことはその後の私にたくさんの自信を与えてくれました。

ですが、中には大学をすでに卒業した方や、大学には行かず、就職して社会人としてすでに活躍している方の中にも、留学に行きたいという気持ちがある方もたくさんいらっしゃいます。

もう手遅れなのではないかと思ってしまっている人もいるのが現実ですが、私はそうは思いません。

もちろん、学生時代に留学することはとても良い経験になるのは間違いないですが、

社会人として働くようになった「大人」こそ、さまざまな視点で物事を考える力がついているし、

将来のキャリアのこともしっかり考えて、的確な目標を立てて留学するということができるからです。

もちろん学生の中にもしっかりとしたビジョンを持って留学している人はたくさんいますが、

やはり一度社会人として社会で働くようになった大人での視線は違ったものがあります。

私は大学卒業後5年間日本で社会人として働いたのち、アメリカ人の主人と一緒に暮らすため、アメリカに移住してきました。

学生だった頃の自分と、今の自分の考え方、視野には大きな違いがあることは自分でも感じます。今留学したらもっと的確なビジョンを持って、より有意義な留学生活が送れるだろうなぁと、思ったりもします。

ですので、留学に遅すぎることなんてありません!

むしろ社会人として働いている分、金銭的な余裕も大きいと思いますし、アメリカで働きながら留学するという選択肢すらあり得ます。

いかがでしたか?

アメリカに留学するメリット、留学先地域を選ぶポイントを詳しく紹介しました。

この記事が留学を考えている皆さんの後押しになればとても嬉しいです。

私の語学の勉強方法

留学は現地に行く前から始まります。留学前にどれだけ準備ができたかが留学を充実させるポイントにもなってきます。留学してから英語を勉強するから大丈夫という考えではスタートが出遅れます。

留学前からネイティブの英語を聞いたりして耳を慣らしておく、アメリカでのニュースに関心を持つ、単語や文法を勉強するなど、できることはたくさんあります。

私は今では英語を習得しているので、最近はスペイン語とイタリア語を勉強しています。

また、自分でいうのもなんですが、私は語学習得が得意な方です。というか、語学を学ぶのが純粋に好きで、習得するコツを知っているからです。

1番のコツは、コツコツ、続ける。

1週間に1回、2時間勉強するよりも、

1回に10〜15分、いや、5分でもいいから毎日続ける方が段違いに効果的です。

語学習得には反復練習が何よりも重要です。

しかも1回15分とかなら通学・通勤時間を学習に充てるのはそう難しくないですよね。または寝る前の10分とか。

語学の勉強方法も、同じ方法を毎日こなす必要はありません。

もちろん単語帳を見て勉強するのもいいことですし、

またある日は英語でネットフリックスを英語の字幕付で観るのも勉強だし、

聴いている洋楽を歌詞を目で追いながら聴くのも十分なリスニング・ボキャブラリーの学習になります。

はたまた英会話スクールで実際に話すのもとっても素晴らしい学習になります。

要は続けられる範囲のことを続けるということです。

そしてそれをルーティーン化するということです。習慣化できると苦になりません。

歯磨きをするように語学学習ができるようになれば、あなたは最強のクセをつけたことになります!

私は朝起きて歯磨き、洗顔、スキンケアをして、コーヒーを飲みながらアプリでスペイン語・イタリア語・中国語のどれかを必ず勉強します。

脳を起こすのにも最適ですし、リラックスした状態でできるので気に入っています。

毎日仕事や学校で忙しい人でも勉強を続けることはできます。勉強方法や有効なツールを使うことも大切です。

そこ日本で勉強するみなさんにとっておすすめの英語勉強ツールを見つけたので紹介しておきますね!

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