こんにちは。
アメリカ人との結婚で、長きにわたるグリーンカードのプロセスを経て、無事アメリカ移住が叶ったわけですが、移住までの3〜4年は超超超遠距離でした。
今でこそね、大変だったねって笑って言えるけど、当時はしんどいことも多かった〜!
そんな辛い思いをしている方がこれを読んで自分だけじゃないということ、乗り越えられないわけではないということを知ってもらいたいです!
私は今まで遠距離を2回経験しました。1回目は日本人と日本国内で遠距離。2回目は主人とアメリカと日本で。
前者は距離的には何十倍も近かったですが、結果遠距離を乗り越えられませんでした。今回は失敗談から。
私が当時17歳の夏、千葉に住んでいた時にお祭りで出会った5歳年上の彼。高校卒業と同時に大阪に引っ越すことは分かっていました。分かった上で、お付き合いしたいと言ってくれたので、交際がスタート。
千葉に住んでいた頃はケンカをすることもなく、会うのが毎回嬉しく、ドキドキ、初々しい気持ちで、今思い出せば青春だったなぁ・・(笑)
出会った当時彼は5歳年上で社会人1年目、私は大学受験を控える高校3年生。
塾が彼の家から近いこともあり、塾帰りはいつも塾まで迎えにきて車で自宅まで送ってくれたり、初めて一緒に過ごす誕生日・クリスマスにはブランドの時計をもらったりと、当時高校生の私からしたら、「社会人かっこいい〜」って思ったし、時計を学校に着けて行って友達からもちやほやしてもらいました🤗(笑)
交際から1年も経たないうちに私は高校を卒業し、大阪に引っ越しました。そこから遠距離が始まりました。
最初は、ケンカだってほぼしたことないし、仲良しだし、彼は5歳年上の大人だし、大丈夫!くらいに思ってました。
私は真新しい大学生活を始め、今となっても親友と呼べる友達ができたり、高校時代は野球部で忙しくできなかったバイトを梅田で始めたりと大学生活をエンジョイしてました😆
なので、最初は自分の真新しい、目まぐるしい生活に圧倒されつつもあり、遠距離がそんなに辛いと思うこともなく、私たちなら大丈夫と思っていました。
この頃は遠距離になっても、本当に健全な交際ができていたなぁと思います。
ですが、大学生活、バイトにも慣れてきた頃、やっぱり彼に会えないのが寂しいと感じることが増え、ケンカもするようになってしまいました…。
今思えば私は本当に未熟だったと思っています。当時は学生で、社会人の大変さなんて知らなかったし、なんで私たちのために時間作れないの?私のことはどうでもいいの?って単純にそう思っていました。
ついでに彼はとても優しい性格で、私が望むことは頑張って叶えようとしてくれたし、ケンカになるというよりは、私がいつも怒って相手を困らせてるという感じだったと思う。
今思うと、私のはっきり言う性格と、優しい彼の性格が遠距離になるとミスマッチだったのだと思う。
私は私で、もっと相手のことを考えられる優しい性格だったらよかったって思うし、逆に彼も私に対して思ったことは何でも言う、時には叱ってくれるような人だったらうまくいったのかもって思います。
彼の仕事上、祝日でも平日なら仕事ということもあり、GWなども休めず、連休を取るのが割と難しく、私が、大阪から千葉まで会いにいくことが割合多かったのもあり、頭では分かっているけど、途中から「なんで私ばっかり」と思うようになり、途中からは彼も大阪に来てくれる頻度は増えたのですが、それも無理をさせてたのかなぁと思います。
結果的に、遠距離2年半ほど、交際期間3年、留学を直前にさよならすることになりました。
まぁ結果別れたから現在の主人に出会うことができたので、これもそういう運命だったんだって思ってるんですがね😇
以上を踏まえ。
遠距離うまくいかなかった理由で最もそうだと思う理由順:
①結果出会ったタイミングが悪かった(相手は社会人、私は学生)
②相手は社会人、私は放課後バイトをする大学生という事による生活リズムの不一致
③彼が連休を取れず、学生である私が千葉まで会いにいくことが多かった(「なんで私ばっかり」というマインド)
④性格の不一致
⑤自分が未熟だった
①、②は避けようがないかもしれませんね。③、④は話し合い次第でなんとかできるはずです。
私の場合、うまくいかなかったのは性格の不一致が一番の理由ではなかったと記憶しています。だって一緒にいる時はケンカもほぼなく、旅行に行ったり、ディズニー行ったり、映画観に行ったり、本当に楽しい時間を過ごさせてもらったし、一緒にいて居心地がいいなと思っていました。車中やデート中無言になっても気まずいなんて思うこともなかったし。
やっぱり、「遠距離」と「出会ったタイミング」、「生活リズムの不一致」が私が一番ネックだったなぁと痛感しています。
だから、結果別れる運命だったのだと思ってます。でも、これ以外は自分達でなんとかできることがほとんどだと思います!
②の生活リズムの不一致についても、なんとかできる場合もあると思います。
毎晩電話をするのが日課でしたが、彼は仕事で疲れているので、電話をしても寝落ちしてしまうことが多々あり、私はそれがとても嫌で、不機嫌になってました。私はもっと彼のことを理解する努力が必要だったし、私としては、彼には疲れてるから電話できないとか、叱って欲しかった。そうすれば未熟な私でも気づくことができたかもしれないから。
合わないことはきちんと話し合って、お互いにとってフェアになる努力が必要だったと今思っています。
③の遠距離中、どこで会うのかという問題がありますよね。
やっぱり、できるだけ偏りがないようにするのが一番いいと思いますが、状況によってはそうはできないこともありますよね。
なので、例えば相手が会いに来てくれたら宿泊費やご飯代は自分が多く出すなど、「会いに来てよかった」と思ってもらえる行動をすることが大事!
⑤の自分が未熟だったというのは、主人との遠距離の時の自分と比べて思うこと。
自分の心が安定していなかったし、これという趣味などもなく、自立できていなかったこと。まぁ10代の学生だったんだからしょうがないとは思うんだけどね。
だから私の場合、彼とは出会うタイミングが悪かった。以上。
だから、本来は遠距離だろうがなんだろうが、お互いの努力、歩み寄り次第でなんとかなる〜!!と思う。
遠距離で辛い思いをしている皆さん。辛いよね、辛いですよね。めっちゃわかる。
でも遠距離を乗り越えて、一緒に暮らせるようになったら、他のカップルよりも、一緒に居られることのありがたさを感じられる素敵なカップルになること間違いなしです。これは本当にそう思う!
一緒に買い物行くとか、一緒に料理するとか、一緒に掃除するとか、そんな些細なことで幸せを感じられるようになるでしょう。
遠距離は辛いですが、自分達の絆はその距離に試されているんだと思いましょう。遠距離を乗り越えられないカップルがその先結婚して一生添い遂げることができるでしょうか。疑問ですね。
なので、これは試練だと思って、お互いを励まし合って頑張りましょう。
そして自分にとって、一生物の趣味を見つけましょう。
何度も言ってきましたが、没頭できる趣味を見つけるのは私は遠距離の中で一番大事なんじゃないかと思います。お互い依存せず、健康な交際を続けていくためには必要だと思います。
私は自立した、自分を持った女性って垢抜けてるなぁって思うんです。化粧とか、ファッションに気を遣うのも大事だと思いますが、やっぱり内側から出てくる自信とかそういうものが人を垢抜けさせるじゃないかなって思います。遠距離中に垢抜けたキラキラした女性になっちゃいましょ!そして彼に会ったときにもっと惚れてもらいましょう!(笑)
私も実際、遠距離中、次に会うまでの間に○㎏痩せる!など目標を立ててダイエットしたりしてました。彼に気づいてもらえた時は「よっしゃ!」と思ってました😁
社会人の今となっては、条件的には乗り越えられない壁ではなかったけど、当時の自分たちには無理だったという結果論。
結果別れることになった私たちですが、遠距離だから乗り越えられないとか、そんなことはないです!!
いやぁこんなにたくさん書くとは思わなかったので、主人との超遠距離については次回投稿にしたいと思います。